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017『 アンダスタンド・メイビー』〈上〉〈下〉
まず島本理生さんの作品で上下巻なのにも驚いたし、内容にも驚いた。
今までちょっと距離感のある恋愛小説が多いイメージだったのだけれど、今作は(恋愛も絡むけれども)なんというかもっとドロドロした部分がクローズアップされているというか。

さらっとレビューを見ていて同じ感想を持った方がいらっしゃったのだけれど、ちょっとつっぱった子と付き合ったり遊んでレイプされたり自傷行為に走ったり、ケータイ小説か!と思うところもあった。(ケータイ小説を勘違いしているかもしれないけれど)

主人公の黒江は確かに不遇な点がとても多いのだけれど、なんだかそつなく、いつもその瞬間助けてくれる存在がいて(黒江が気付くかどうかはともかく)、それがほとんど男性だったことに、リアリティを感じました。
母との関係とか、ちょっとしたことで離れてく友だちとか、父とか、女の子たちの輪が苦手なところとか、ファンレターを書いたら返事をくれた人とか、彼氏とか、彼氏じゃない人とか…少しずつ自分と似ていて、わたしは結構共感して読めてしまった。
あとね、黒江がカメラの世界に興味を持つところが好きでした。

島本理生さんぽくない小説で、苦手な人も多いだろうな、とは思うのだけれど、わたしは奇跡的に共通点が多くて楽しめました。

(あと、エッセイ読んでいたからわかるのだけれど、この小説に出てくる男性たちは、島本理生さんの男性観も入ってるんじゃないかな、と感じた。)
| 【本】 | comments(1) | trackbacks(1) |
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これほど何度も 「そっちへ行っちゃだめ」と引き止めたくなった主人公は初めてでした。
表紙と帯と作者名だけで手に取ると、キツイかもしれませんね。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
| 藍色 | 2013/08/02 3:01 PM |









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「アンダスタンド・メイビー」島本理生
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| 粋な提案 | 2013/08/02 2:53 PM |